アンステーブルコインの歴史
アンステーブルコインは若いカテゴリですが、その起源ははっきりしています。トークン化されたドルが暗号資産最大の成功物語になりつつあったまさにその時、ステーブルコイン・ブームへの反動として誕生しました。ここまでの年表を見ていきましょう。
2024年10月12日 — TurboUSDが最初のアンステーブルコインをデプロイ
TurboUSD(₸USD)は2024年10月12日、Mint.ClubのローンチパッドからBase上でローンチされ、このカテゴリを生み出しました。ローンチそのものが風刺の一部でした。₸USDは1ドル固定の価格でスタートしてステーブルコインを模し、初期購入者の保有分は引き出し可能なUSDCで完全に裏付けられていましたが、そこから価格が上へ変動する余地が残されていたのです。メッセージは「Tetherの立ち位置から始めて、カオスを受け入れよ」。2025年7月、プロジェクトは最終形となるClankerトークンとして再ローンチされました。これが現在取引されている₸USDのコントラクトです。
2025年5月 — USDUCがミームをSolanaへ
Unstable Coin(USDUC)は2025年半ばにpump.funに登場し、Solanaのミームコインが最も得意とすることをやってのけました。アイデアを、最も純粋でバズる形に凝縮したのです。エコシステムもホワイトペーパーもなし。あるのは「絶対に1ドルにならないコイン」と、まさにそこを愛するコミュニティだけ。USDUCは時価総額で最大のアンステーブルコインとなり、この言葉をクリプトTwitter中に広めました。
2025年8月 — パロディの波
成功は模倣を生み、風刺はメタ風刺を生みます。2025年8月下旬、「パロディのパロディ」が2つ、数日違いでSolana上にローンチされました。世界最大のステーブルコインを直接からかうUnstable Tether(USDUT)と、仲介者をすっ飛ばして米ドルそのものをパロディにしたUnstable States Dollar(USD)です。ティッカーまでそのままで。
2025〜2026年 — ジョークからエコシステムへ
Solanaのコインが純粋なミームにとどまる一方、TurboUSDは構築を続けました。ステーキング、自律型中央銀行のようにオンチェーン・トレジャリーを運用するArtificial Monetary Intelligence(AMI)、TurboXブランドの実物製品、そしてモットー「Embrace the Unstable」(不安定を受け入れよ)を中心に広がるカルト的なアイデンティティ。アンステーブルコインは一発ネタから、オルタナティブな通貨設計のライブ実験へと進化したのです。
今後の展望
アンステーブルコインがニッチな風刺のままで終わるのか、それとも永続的なカテゴリへと成長するのか。いずれにせよ本サイトは、すべての銘柄の価格、時価総額、供給量、保有者数をリアルタイム・ランキングで追跡します。はじめての方はアンステーブルコインとはからどうぞ。